寝室に置いてあるクルシャ君の冬用ベッド。ペットヒーターを敷いてあります。
彼の気配が無い時に、偶然寝室に入った飼主は、クルシャ君の小さな鳴き声を聞きました。彼のベッドに目を向けると、片腕を伸ばして欠伸をして、そのまま伸ばした腕をベッドの端に掛け降ろしました。
そうしてクルシャ君は部屋に入ってきた飼主に挨拶をすると、そのままの姿勢でまた眠ってしまいます。
片腕を伸ばして欠伸をするのは、猫たちの親愛を示す挨拶。そして、その姿勢のまま片腕を降ろして寝ている様子を飼主は「こっち来い寝」と呼んでおりますよ。
寝室の明かりを消してそっと去ります。
クルシャ君はこの後、こっち来い寝をするでしょう。
ウルタールのうる総集編: 1 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや