『琅玕筠庭録 翡四』が出版されました。
資料集もテキストの後に付いているので、楽しめる作となっております。
琅玕筠庭録 翡四 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや
雑誌に於いて実現されたテキストは、当然ながら明鹿の提出した作品と違います。
むしろ、私の目から見ますと、遊ばれ、クオリティを下げられているようです。私は読者に最高の作品を提供する心算で毎回作っていたわけですが会社の事情があるのか、組織の体裁があるのか、とにかく毎回意図的な改変が加えられています。
読者に対する何らかの意図が現れた結果だと思って良いかと考えています。
打ち合わせの際に、原稿と変わっていますが、良いですかと何度も尋ねられましたが、その度に私は、掲載された作品こそが最終的な完成品であり、最高の作品だと信じていますから、何も不満はございません、と答えておりました。
原に不満は何一つ無かったのです。というのも、いずれこうして自分の作品を出版する予定であり、自分の仕事については最善を施す志を当時から保っていたからです。
琅玕筠庭録 翡四 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや
本作に於いても、アムルタート様によるご助力を頂いて出版に至ったことをここに明記し、感謝いたします。
人丸関係の情報は、同アムルタート様が管理されている
明鹿人丸の世界
からご確認下さい。