猫は我慢強いから、全ての猫は強がりなのかというとそうでもない。
クルシャ君は出來が弱い癖に強がりです。たとえば
こうして瞳に寄っていっても、目を閉じない。そして、大抵の者が強がるのは、寄ってこられたときに目を閉じたことについて自分が知っているから、その事実を隠す為に強く出て他者を呑もうとしたり、買収したり何かの交渉で克とうとする。
つまり、強がりさえ敗者の証なんであるが
クルシャ君は生粋の強がりなので、寄り続けても目を閉じない。何かに目を瞑って誤魔化さない。
というよりこういうのを何と言うんですかね?
眼中にない?
意味が違う。
離れていくときでも目を閉じない。目を閉じないゲームをしているわけではないのが、大事。
何を独り言言ってるんですか?
この間で、初めて撮影者を気にして問いかける目つきをしてくる猫。
ウルタールのうる : 2巻 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや