クルシャ君が淋しそうだったので、たくさん構ったら気分良くなったようです。世話をしてあげると、愛されてるなークルなどと声に聞こえてきそうなくらい、表現してくれるのでよく分かります。
このように表現してくれます。子猫の時から、表情が豊かで気分を表すのと伝えるのが上手な子でした。
飼主はですね、最近YouTubeがつまらないので、本読んだり、また古典の細道に入ってみたりしてますよ。ヒューストンのカトリック教会がやってるEcclesiastical Latin Classなんか、分かりやすいしほぼ初学者向けでいいですよ。教会ラテン語というのは古典ラテン語と違うんだぜ、から始まってあーなにしたいんだったかな、どこを動かせばタイル出るのかななどとやってようやく5分後にオラティオに辿り着く、くらい初心者向け。初めってやったんでしょうな。aeはeでいいんですよ、くらいの話。
ということは、エクレシアスティカルグリークもあるんですかね?
まあ、あるに決まってるんだよね。そのためのYouTubeコンテンツも観てます。結構、あるあるそうそうここに辿り着いて理解するまでに随分掛かったわ、みたいなことをまとめて簡単に教えてくれるから、注意深く聞くと良い。昔は、辞書もいい加減で随分難儀したけど、適切な指導者にかかればこれほど容易にゴルディアスノット的なやつを快刀で切り分けてくれるというものだから観ていてせいせいするぞ。こちらはほとんど、ギリシア正教の案内みたいなものになりますが。
でも、闇っぽい歴史も見てるんですよね?
何のことか分からないが、さいば萌さんのことですか?貴重な民俗学的、近代の死生観をビジュアルで探訪する系の資料動画ですよ。何か邪な気持ちで観てる者はいないと思いますが。戦前まで一般的であったが、すっかり姿を消したと思われていた、坐棺用の二輪式人力霊柩車。その状態が良いものを観たときには、感動しましたね。しかもこの方の個性なんだが、絶望感に関するレトリックと表現力がその方面にだけ突出して充実しているから、つい観嵌まってしまう。
顔洗ってから足爪のお手入れする猫
クルシャ君のお手入れの様子も見嵌まってしまいます。
ほら、観てるじゃないですか。
ああいうのは民俗資料館にもないんだから、探訪者の記録に縋るしかないわけ。
しかも、今記録しないと確実に消滅していく。まるで美しい日本語のようなものだ。違うか。いつも喩えを間違ってます。
ウルタールのうる: 巻二十二 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや