何年か前に飼主はここで一新の話をしたが曖昧すぎて判らないように話した。こうしたものを支離滅裂という者が居るのだが、節穴にはリニアルなイデオロギーしか通じないので、理解しなくて良いのだ。
あの一新には続きがあって、一度始まったら止まらない。まあ、なんでもそうですけどね。
終わって決まったことしか書かないから、安全でいられるのだ。
養生術ですね。
『荘子』に於ける養生術とは、食生活や健康維持のことではないからな。飼主が13歳になる前に如何にして才と個性と志を磨り潰す現代で志を全うするかについて弁論大会でもって主張したのが所謂養生術の本質について、であったよ。
万全を尽くして為し得た後に仄めかすならば、養生を為し得たと言える。
偉大でエキセントリックな人々が、養生を達すること無く急進的な思想のおかげで散っていった例があまりにも多い。才がある者は、先ずは他者では無く、己の才を恐れなければならない。
一新の続きは達したんですか。
また死ぬような目に遭って、なんとかやり遂げました。
毎年死にそうになってますよね。
定めだと心得ておりますよ。
ウルタールのうる: 巻二十三 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや