雨の降らない梅雨が続くのだろうかと思っていた
10日くらい前ですかね、クルシャ君はこうして外を見つめていました。
雨に濡れていないアジサイや埃を被った若葉を見ながら、
街路樹のクスノキの花の芳香を嗅ぎ分けています。
クルシャ君もゆっくり成長しているみたいで、最近は脚が
伸びてきたように感じます。
成長につれて、イタズラの度合いも増してくるわけです。
より厄介で危険なイタズラに挑戦するようになる。
ゴミ箱と格闘して、かなりの距離を移動させたりしています。
飼主が座っている回転座椅子を横になって蹴り続け、飼主を回したりします。
先日は、ついにプリンターと格闘して、台からプリンターを床に落としました。
猫が居ると家財の破損が進みますね。
晴れていたある日、洋館の生け垣に伸びていた小さな花の八重咲きの
赤い薔薇の花がすっかり艶を失って干からびているのを見ました。
指で触れると、赤い花弁が粉と散っていきます。
中国の花茶に入っている薔薇と同じだなあと、珍しく思ったところです。
日に灼けてさくりと割れるパイの皮
乾き老いたる生垣の薔薇 くるしゃ
にほんブログ村